5月4日(月)
6:00 起床。
目が覚めて、すぐにテントの外を確認。
よかった、雨は降っていない。
でも朝露でバスタオルがびしょ濡れだ。
フライシートの内側に干せばよかった。
hitoshiを叩き起こし、朝御飯。
ランチパックのホットサンド。
朝はとにかく手早く簡単に。
今日はとりあえずキャンプ場内にある景清洞に行く。
受付開始時刻は8時半。
それまでに撤収作業を終わらせておく。
時間に余裕があるとわかった彼は、
「8時まで寝ます」
と言って撤収途中のテントの中へ。
うん、寝ろ。
まわりのハーレーのみなさんが次々と出発していく。
そして、ハーレーの爆音にキレ気味の青年が撤収途中のテントから出てきた。
おはよう。
8時半になり、歩いて洞窟へ。
一般観光コースと探検コースがあり、一般観光コースは途中まで。
探検コースはそれより先の照明のないエリアをヘッドランプをつけて散策する。
二人ともあまり乗り気ではなかったので一般観光コースを選択。
キャンプ場の受付でもらった割引券を使って、860円。
ドラクエのダンジョンの入口っぽい。
中に入るには魔法の鍵が必要、みたいな。
洞窟の入口付近はかなり広い。
奥に行くとだんだん狭くなっていく。
舗装路や照明が整備されていて、
洞窟内のあちこちに名称が書かれた看板がある。
どれも強引で面白い。
10分ほど歩くと一般観光コースの折り返しポイントに到着。
これで860円はどうなんだ、などと愚痴をこぼさずに引き返す。
大自然が生みだした素晴らしい空間を堪能できてよかった。
出発前の記念撮影。
今日も元気に走りましょう。
900 出発。
まずは萩市内にある道の駅へ。
県道32号→国道490号→県道32号→国道262号のルートで北東に進んでいく。
少し晴れ間が見えるけど、寒い。
出発前にhitoshiにまた薄着を指摘された。
今日はちょっとだけ我慢してる。
9:35 道の駅萩しーまーと 到着。
hitoshiは外のベンチで休憩、僕は中を散策。
ぎょろっけバーガーが気になった。冷めてたから買わなかったけど。
山陰旅経験者の濱くんが勧めてくれた天ぷら定食はさっき朝御飯を食べたばかりなので諦めた。
次の目的地はツーリングマップルに載っていた笠山。
世界一小さな火山。
10:03 笠山 到着。
ただの洞窟にしか見えない小さな火口。
まわりの岩の色が火山っぽい。
僕ら以外にもたくさんの観光客が訪れていたけど、
みんな火口を見て少し驚き、さてどうしようかといった表情。
て、展望台とかどうでしょう。
展望台からの眺めはとても素晴らしかった。
天気が回復して海も空も青い。
笠山の一番の見どころはこの景観だと思う。
笠山のまわりは↑のような平らな島ばかり。
(何か理由があるんだろうけど、コレを書いてる今もまだ調べてない)
ここから次の道の駅までキャノンボール。
hitoshiが勢いよく飛び出していった。
合流地点はまだまだ先、ここはスルーする予定だった道の駅阿武町。
「全国道の駅発祥の駅」という文字が目に飛び込んできて急ブレーキ。
全国各地に数え切れないほどあり、ブームにもなりつつある道の駅。
その発祥がここだと思うと、ちょっと感動。
写真だけ撮ってすぐに出発。
日本海の景色があまりに素晴らしいので、何度も立ち止まった。
日本海、山陰の海は綺麗だとよく聞くけれど、こんなに素晴らしいとは思わなかった。
すごい、本当にすごい。
先に行ったhitoshiもこの海を見て感動しただろうか。
しっかり立ち止まって景色を見るんだよ。
大事な何かがここにある。
11:15 道の駅ゆとりパークたまがわ 到着。
ガンメタリックのカブとぐったりしたhitoshiを発見。
お待たせしてすみません。
少し休憩して、出発。
出発してすぐに島根県に入った。
山口県もだけど、島根県をカブで訪れるのも初めて。
どんな風景と出会えるんだろう。
また次の道の駅までキャノンボール。
といっても一車線で交通量も多いのでしばらく一緒に。
少しペースを落としてhitoshiとの距離を開けて、のんびり走る。
道なりに進んでいたら自動車専用道の標識が出現。
hitoshiから連絡があり、道の駅ゆうひパーク浜田は自動車専用道沿いにあるとのこと。
原付でも別ルートで行けるけれどわかりにくそうなので合流場所を変更。
13:55 しまねお魚センター 到着。
hitoshiと無事合流。
ここは観光客向けの市場で、和歌山のとれとれ市場の半分ぐらいの規模。
ここで昼食の予定だったけど、食堂の前にありえないほどの行列が・・・。
恐るべしGW。
外の屋台を見て回って、すぐに食べられそうなのは牛串しかなかった。
お魚センターで牛串を食べる敗北感。
一緒に買ったサーターアンダギーはぱっさぱさでまた敗北感。
早急に旅の立て直しが必要だと思った。
どこか楽しい場所へ行こう。